2025.01.20

ブラジルプレミアムショコラは優しい気持ちになれる甘いコーヒー豆！魅力と購入方法

美歩伊藤

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コーヒー豆の生産量No.1のブラジルで、約半分の生産量を占めるミナスジェライス州。この中のサントアントニオ地域で、熟練の技をもつ人々から大切に育てられたのがブラジルプレミアムショコラです。

名称に「ショコラ」とつくだけあり、あと味はまるでビターチョコレート！中深煎りにするとコクや甘みがバランスよく感じられ、ブラックが苦手な人でもそのまま美味しく味わえます。

ここでは、

「ブラジルプレミアムショコラってなに？」
「どこで買える？」

と気になるあなたへ、ブラジル産なら知っておきたい栽培地域の魅力や、飲むとどんな気持ちになれるのかをご紹介！

コーヒー日和が販売するブラジルプレミアムショコラ「ひだまりデイ」をGETして、あなたのコーヒー日和をもっと充実させてくださいね。

ブラジルプレミアムショコラは優しい気持ちになるコーヒー豆

コーヒー豆は、赤道を軸としたコーヒーベルトを中心に多くの産地で栽培されています。その中で、ブラジルは生産量・輸出量・日本への輸入量No.1を誇るコーヒー大国！広大なコーヒー農園面積は約27,000㎢もあり、コーヒーの木は約60億本もあります。

ブラジルはハイテク産業が発展した工業国で、平地に多い大規模農園では大型設備の整った機械摘みによる「非水洗式」。山岳地帯の小規模農園では、手摘みによる伝統的な「ナチュラル製法（パルプドナチュラル）」が用いられています。

標高や気候などが違う土地で育ち、さまざまな方法で栽培されているコーヒー豆たち。種類がいろいろある中で、ブラジルプレミアムショコラを含むアラビカ種は全生産量の約6割を占めています。

※参照元：世界のコーヒー豆生産量国別ランキング・推移｜グローバルノート株式会社（2025年1月時点）

「プレミアムショコラ」の意味は、以下のとおりです。

チョコレートのような甘みがあり、品質の高さや特別な栽培方法などによってほかより上質だという意味。ブラジルには似たような銘柄で「ブラジルショコラ」があり、ブラジルプレミアムショコラはそれを格上げしたバージョンです。

ブラジルプレミアムショコラの魅力は、コーヒー大国で生産されるからこその高い信頼性と味わい！それぞれを詳しく見て、あなたも「飲んでみたい！」と感じてくれたら幸いです。

コーヒー豆を栽培しているのは、ブラジルの南東部にあるミナスジェライス州。ポルトガル語で「あらゆる鉱山」という意味があり、リオデジャネイロ州やサンパウロ州の近くにあります。

ミナスジェライス州の国土面積はブラジルで4番目に大きく日本の1.5倍もありますが、2021年7月の霜害によってコーヒーの生産量が大幅減の予想。取引価格が高騰すると不安視されています。

でも、その中のサントアントニオ地域では約20の農園の共同者組合があり、歴史ある栽培技術や知識などの情報を共有。以下のような環境で、人々が協力しモチベーションをキープしながらしながら力作を生み出しています。

コーヒーの生産量はブラジル全体の約53％！産地と平地の中間的な起伏をもつ地形で、山地よりもなだらかなのが特徴。日当たりや水はけが良く水害の心配が少ないので、安定して栽培できます。

※参照元：主要国のコーヒー産業振興策｜農林水産省（2025年1月時点）

ブラジルプレミアムショコラに使われる品種は、アラビカ種のムンドノーボとカツアイです。

それぞれの特徴を簡単に見てみましょう。

ムンドノーボ	・ブルボンとスマトラの改良品種・甘みと酸味のバランスが良い・病害虫に強く生産性が高い・樹高が3.5m以上で高い
カツアイ（カトゥアイ）	・ムンドノーボとカツーラの交配種・アーモンドのような風味と甘み・強風や雨に抵抗性をもつ・樹高が低い

ムンドノーボは、ブラジルを代表する品種の1つ。病害虫には強いですが、樹高が高いのでコーヒーチェリーの収穫が作業上不便な点が弱点です。

カツアイは、ブラジルをはじめとするコーヒー生産に大きな影響を与えた品種。樹高が低く強風や雨に強いので、コーヒーチェリーが簡単に落ちる心配はありません。

ムンドノーボとカツアイを品種としたブラジルプレミアムショコラは、ムンドノーボのバランスの良さと、カツアイのナッツ系の強い甘みが上手にマッチ！

焙煎度によって風味が少し違います。

焙煎度	風味
浅煎り	明るい柑橘系の香りフルーツ系のミルクチョコのような甘み
中煎り	色彩が鮮やかな柑橘系の香りオレンジピール入りのチョコのような甘み
中深煎り	甘いチョコ感が強め甘み、苦味、コクのバランスが良い
深煎り	優しく心地よい苦味ビターチョコレートのような後味