デカフェとは?カフェインレスやノンカフェインとの違いと美味しい淹れ方

カフェインを控えたい人から人気の「デカフェ」。スタバ・タリーズなどのコーヒー専門店や、市販のコーヒー豆・ペットボトルなどでよく見かけますよね。本当にカフェインが少ないの?と気になっている人も多いのではないでしょうか。
デカフェとは、もともとの成分から特殊な方法でカフェインを取り除いたもののこと。コーヒーに用いられることが多い言葉で、カフェイン量はごくわずか。「カフェインレス」や「ノンカフェイン」とは少し意味合いが違います。
ここでは、
「デカフェの魅力は?」
「美味しく飲むには?」
というあなたへ、デカフェの特徴や風味、カフェインレス・ノンカフェインとの違いをご紹介。カフェインのメリット・デメリットにも触れながら、お家で美味しく楽しく味わう方法をお届けします。
大好きな「コーヒーの味」をたっぷり楽しみながら、ステキなコーヒー日和を送ってみませんか?
デカフェ(ディカフェ)とは「カフェインがほとんどないもの」のこと
デカフェが登場した背景
デカフェとは、コーヒー豆からカフェインを90%以上除去したカフェインレスコーヒーのこと。カフェインの摂取を控えたい人や夜でもコーヒーを楽しみたい人にとって、重要な選択肢となっています。
その歴史は、2025年から206年前の1819年。ドイツの化学者「フリードリープ・フェルディナント・ルンゲ」がコーヒーからカフェインを初めて分離することに成功。1903年にはコーヒー豆からカフェインを除去する技術が考案され、商業的なデカフェ製品の製造が始まりました。
1970年代には、スイス式水抽出法などの新しいカフェイン除去技術が開発され、デカフェの風味がアップ!健康志向の高まりとともに世界中で普及が進んでおり、特に欧米では大人気。日本でも1980年代からデカフェのコーヒー豆が輸入されるようになりました。
デカフェは飲みものや食べものに使われる言葉
デカフェは英語で「decaf(decaffeinatedの略)」といい、カフェインの含有量が特殊な方法で減らされた飲みものや食べものに使われる言葉です。
- カフェインを含む飲食物からカフェインを「取り除いたもの」
- カフェインを添加する飲食物にカフェインを「添加しないもの」
上記の2つの意味合いがあり、コーヒー・紅茶・緑茶に多いのは①番。②番には、コーラなどの炭酸飲料やエナジードリンクが該当します。
デカフェが日本で広まりを見せたのは、2000年。1903年にドイツで脱カフェイン技術が考案されており、日本でも次々と同じような研究の成果が出始めたころです。
全日本コーヒー協会によると、2024年のデカフェのコーヒー生豆の輸入量は、約2,900トンもあるのだとか。コーヒーの生豆輸入量は全体で約360,000トンなので、「全体の約0.8%」がデカフェのコーヒー生豆を輸入しているという計算です。
※参照元:デカフェコーヒーの輸入推移、日本のコーヒー生豆輸入量 上位24ヶ国|一般社団法人全日本コーヒー協会(2025年3月時点)
デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインの違い
カフェインが少ないコーヒーといえば、カフェインレスコーヒーやノンカフェインコーヒー(カフェインフリーコーヒー)が思い浮かびますよね。
たしかに、通常のコーヒーと比べてカフェインは少ないのですが仕組みや意味はまったくの別物!
デカフェ (Decaf) | カフェインの含有量をできる限り取り除いたコーヒー |
---|---|
カフェインレス (Caffeine-less) | カフェインの含有量がもともと90%以上に抑えられたコーヒー |
ノンカフェイン (Non-Caffeine) | カフェインが一切含まれていないコーヒー |
ノンカフェイン(カフェインフリー)は、カフェイン含有量がゼロ。カフェインレスは全体の0.1%にカフェインが含まれており、コーヒー豆自体にカフェインが少ないという意味があります。
デカフェはその中間で、コーヒー豆にはもともとカフェインが含まれていたことが特徴!除去前後の成分を比較して、カフェインの役割を明らかにしたという研究結果もあります。
例えば、カフェインを取り除いても苦味が感じられたため、コーヒーの苦味成分はカフェインだけじゃないことがわかったそうですよ。
デカフェのカフェイン除去の仕組み

どうやってカフェインを抜いているの?
1903年、ドイツで考案された脱カフェイン法。現在は4種類まで開発が進みました。
- 水による抽出
- 液体での二酸化炭素抽出
- 超臨界での二酸化炭素抽出
- 有機溶媒による抽出
日本では禁止されているものもありますが、安全性と風味を重視した方法が主流。それぞれ、仕上がりの風味やカフェインの含有量が違いますが、カフェイン入りのコーヒーに負けない味わいです。
カフェイン除去の仕組みを詳しく見ていきましょう!
水による抽出
生豆を水に浸し、カフェインを含む成分を水に抽出する方法。カフェインの水溶性(水に溶けやすい)を利用したもので、カフェインを除去した水に再び生豆を戻して風味成分を再吸収させます。この方法は化学溶剤を使用しないので、安全性が高いとされています。
超臨界での二酸化炭素抽出
二酸化炭素に高い圧力をかけ、超臨界状態(気体と液体が共存できる温度・圧力の状態)となった炭酸ガスを生豆に接触させてカフェインを除去する方法。
超臨界炭酸ガス処理といい、カフェインを抽出できる割合がとても大きくほかの成分に影響が少ないといわれています。安全性が高く、環境負荷も少ないとされています。
液体での二酸化炭素抽出
高い圧力をかけて液体となった炭酸ガスでカフェインを除去する方法。液体炭酸ガス処理といい、ショ糖など風味の素になる成分をとても残しやすい特徴があります。
有機溶媒による抽出
有機溶媒(水に溶けない物質を溶かす液体物質)を生豆に浸してカフェインを抽出し、その回収と再利用をくり返す方法。カフェインを溶かしやすいジクロロメタンや酢酸エチルなどが使われています。
ただ、有機溶媒は体内に残留しやすく発がん性などの問題があるので危険。日本ではこの物質を使用したコーヒーの流通が法律で禁止されています。
カフェインは本当に身体に悪いの?
そもそも、あなたがカフェインの少ないコーヒーを気にしているのはなぜでしょう?
「胃が痛くなるから」
「眠れなくなるから」
「妊娠中や授乳中、赤ちゃんの発育に問題が起きるらしいから」
などの理由があるのではないでしょうか。
カフェインとは「アルカロイド」という苦味成分の1つで、コーヒー豆・茶葉・カカオ豆などの植物に多く含まれている成分のこと。その魅力や欠点を今1度おさらいして、デカフェコーヒーのありがたみを実感しながら味わいましょう!
疲れを感じにくい効果が期待できる

カフェインには、疲れや痛みを鎮静させる物質「アデノシン」と化学構造が似ており、アデノシンが本来結合するところにとりついてアデノシンのはたらきを抑える効果があります。
そのことから、カフェインを摂取すると神経が興奮しやすくなり「目が覚める」「集中力が高まる」といった状態に。疲れを感じにくいので、スポーツのパフォーマンスを高めたり仕事や勉強がはかどったりするといわれています。
また、コーヒーを飲むと、がんの発生や死亡リスクを抑える効果があるという科学的データも。ただし、この効果は「カフェインの適切な摂取量」が条件で、1度に多く摂り過ぎたり長期的に摂ったりするとさまざまな体調不良が出てきます。
摂りすぎ注意

- 興奮
- 不安
- 震え
- 不眠
- 下痢
- 嘔吐
- めまい
- 吐き気
- 心拍数の増加
こちらは、カフェインの摂りすぎによって中枢神経系が過剰に刺激され起きる症状です。1日に適切な量を守っていても、長期的に摂り続けると以下のような可能性があります。
- 高血圧リスクが高まる
- 骨粗しょう症の原因になる
- 胎児や乳児の発育を阻害(低体重)する
※参照元:食品中のカフェイン|食品安全委員会ファクトシート(2025年3月時点)
デカフェはこんな人におすすめ
デカフェは、製造技術が進化しカフェイン入りのコーヒーに負けない美味しい風味が出せるようになりました。最大のメリットは、カフェインを控えながらコーヒーの風味が楽しめること!
デカフェの風味やカフェインが少ない特徴をふまえて、特におすすめしたい人を紹介します。
優しくて甘いコーヒーが飲みたい
デカフェは、コーヒーの風味は好きだけど後味に残るイガイガとした苦味が苦手な人におすすめです。
カフェインは、コーヒーの苦味の約10%を占める成分。そのため、カフェインがごくわずかのデカフェコーヒーは「口あたりが軽い」「優しい」「飲みやすい」「酸味やコクがやや控えめ」といわれています。
シンプルなので、ミルクや砂糖の甘さがより一層強まるのも大きな特徴!
一般的なコーヒーに入れる量に対して、
- 同量 → 甘さアップ
- 少量 → 甘い、カロリーダウン
といった、甘いコーヒーが好きな人やダイエット志向・健康志向の人にうれしい魅力があります。
1日にたくさんコーヒーが飲みたい
デカフェは、朝起きてから夜寝るまでコーヒーがたくさん飲みたい人におすすめ。カフェインの摂りすぎにつながり、さまざまな健康リスクが高まります。
カフェインの悪影響は人によって大きく違うので、日本でも国際的にも1日あたりの摂取許容量が設けられていません。でも、世界ではさまざまなアドバイスや注意喚起が出されており、明確な量(杯数)を発表しているところもあります。
世界保健機関 (WHO) | 妊婦:1日あたり3〜4杯まで |
オーストリア保健・食品安全局 (AGES) | 成人(18 歳~65歳):1日あたり400mgまで 妊婦:1日あたり200mgまで |
欧州食品安全機関 (EFSA) | 健康な成人:1日あたり400mgまで 妊婦:1日あたり200mgまで |
カナダ保険省 (HC) | 健康な大人:1日あたり400mgまで 妊婦・授乳婦:1日あたり300mgまで 4〜12歳の子ども:1日あたり45〜85mgまで |
豪州・ニュージーランド食品基準機関 (FSANZ) | 大人:1日あたり約210mgまで 5〜12歳の子ども:1日あたり約95mgまで |
※参照元:食品中のカフェイン|食品安全委員会ファクトシート(2025年3月時点)
日本ではこれらの情報をまとめて公表しており、一般的に、健康な成人が摂取しても良いカフェイン量は「1日あたり400mg」とされています。
コーヒーのカフェイン含有量は「60mg /100ml」なので、1日あたりの目安は3〜4杯分(約667ml)。それより多くコーヒーが飲みたいなら、カフェインの量がごくわずかのデカフェが安心です。
寝る前にコーヒーが飲みたい
寝る前に、あったかいコーヒーでほっと一息つきたいにもデカフェがおすすめ。大好きなドリンクを飲むと1日の疲れは癒やされますが、心身をリラックスさせて良質な睡眠をとるには覚醒作用のあるカフェインが大敵です。
厚生労働省によると、健康づくりのための良質な睡眠をとる方法として、
- 適度な運動としっかり朝食で、眠りと目覚めのメリハリをつける
- 定期的な運動や規則正しい食生活を送る
- 就寝前の喫煙やカフェイン摂取を避ける
- 睡眠薬代わりの寝酒を避ける
が有効とのこと。摂取したカフェインが代謝されるのは約3〜7時間とされており、人によっては夕方の摂取が夜間の睡眠に影響するケースも。そのため、夕方以降に100mg以上のカフェインを摂取すると眠りにつきにくくなったり熟睡しにくくなったりします。
夕食中や就寝前にコーヒーを飲むなら、カフェインの量がごくわずかのデカフェを選んで眠りの質を下げないようにしましょう!
※参照元:健康づくりのための睡眠指針2023|厚生労働省(2025年3月時点)
妊娠中・授乳中
妊娠中や授乳中でも、コーヒーの味が忘れられない!育児中の小さなご褒美!そんな人にもデカフェがおすすめです。
カフェインは、
- 胎児の低体重・自然流産
- 乳児の将来の健康リスクが高まる
などといわれており、妊婦のカフェインの過剰摂取に対して世界各国でもさまざまな研究データや注意喚起が発表されています。
世界保健機関 (WHO) | ・胎児の成長遅延、出生児の低体重、早産、死産と関連する可能性あり ・妊婦は1日あたり300mgまで |
---|---|
英国食品基準庁 (FSA) | ・出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる、自然流産を引き起こす可能性あり ・妊婦は1日あたり200mg(マグカップ2杯程度)まで |
※参照元:食品中のカフェイン|食品安全委員会ファクトシート(2025年3月時点)
成長が未発達な子どもは、カフェインの影響を大きく受けやすいのでよりしっかりとした注意が必要です。お母さんからの栄養だけを頼りに育っていく大切なわが子。どうしてもコーヒーが我慢できないなら、デカフェコーヒーやカフェインレスコーヒーを選ぶと良いでしょう!
デカフェのコーヒー豆を手に入れるには
それでは早速デカフェコーヒーを飲んでみましょう!まずはコーヒー豆の調達です。
カフェイン入りのコーヒー豆は使えない
デカフェは専用の装置でカフェインを取り除くので、あなたが今持っているカフェイン入りのコーヒー豆は使えません。カフェイン除去に用いる物質には中毒症状などの問題が起きるリスクもあり、法律で厳しく管理されているほど危険なんです。
そのため、デカフェコーヒーをお家で淹れるならすでに仕上がっているコーヒー豆を購入するのがベスト!または、挽く手間のないドリップタイプやお湯でサッと溶けるインスタントタイプでもOKです。
市販のデカフェを買う
デカフェのコーヒー豆やインスタントコーヒーは、Amazon・楽天市場などの通販サイトやスーパー・ドラッグストアなどの実店舗で販売されています。
コーヒーには種類がたくさんありますが、おすすめなのは「アラビカ種」という品種を使っている商品。カフェインの含有量がカネフォラ種ロブスタの約半分しかなく、含有量がさらに少ないことが期待できます。
デカフェコーヒーはいつもと同じ淹れ方でOK
材料がととのったら、実際に淹れていきましょう。デカフェコーヒーを美味しく淹れる方法は特別なコツはいりません。普段と同じ要領でOKです。
ここでは、
- コーヒー豆をハンドドリップで淹れる方法
- インスタントコーヒーを淹れる方法
こちら2つを紹介しますね。
ドリップコーヒーの美味しい淹れ方
用意するもの
- コーヒー豆(中細挽き):10〜12g(約140ml/杯)
- 水:コーヒーの成分に影響を与えにくい「軟水」
- コーヒーミル
- メジャースプーン
- ペーパーフィルター
- ドリッパー
- サーバー
- 細口ドリップポット
- カップ&ソーサー
手順
- ペーパーフィルターを形状・サイズの合うドリッパーにセットする
- フィルターにスプーンで計量したコーヒー粉を入れ、ドリッパーを軽く振って表面を平らにする
- ドリッパーをサーバーの上に置く
- 水道水などを沸騰させて火をとめ、ボコボコとした泡がなくなるまで少し待つ(約95℃)
- カップ・サーバー・スプーンにお湯を注いで温める
- 3に20ml程度の少量のお湯をそっと注ぎ、コーヒー粉全体に均一になじませる
- コーヒー粉の膨らみを確認しながら20秒ほど待つ(蒸らし)
- 小さな「の」の字を描くように、お湯を3回に分けてコーヒー液を抽出する
- カップに注いで完成
美味しく淹れるポイント
お湯の温度は、品種や焙煎度にもよりますが約85〜96℃がベスト。コーヒーの苦味と酸味が1番バランス良く引き出され、実際に飲む時間には80〜82℃まで温度が下がり1番美味しく感じます。
お湯を注ぐときは、コーヒー粉中心の真上からゆっくり丁寧に。1度目は蒸らし、残り3回を80cc・40cc・20ccを目安に分け、水面が上から1/3ほど減ったら次を注ぐようにしましょう。
淹れたてのデカフェコーヒーを冷めにくくするために、あらかじめカップ・ソーサー・砂糖やミルクを入れる場合はシュガースプーンを温めておくのがおすすめです。
インスタントコーヒーの美味しい淹れ方
用意するもの
- インスタントコーヒー(デカフェ):小さじ1(約140ml/杯)
- 水:コーヒーの成分に影響を与えにくい「軟水」
- スプーン
- 細口ドリップポット
- カップ&ソーサー
手順
- インスタントコーヒーを開封する
- お湯を沸かし、カップとソーサーを温めておく
- カップにスプーンでコーヒー粉を淹れる
- お湯を注ぎ入れ、スプーンで数回混ぜる
- 完成
美味しく淹れるポイント
コーヒーの風味をしっかり保つために、インスタントコーヒーの内ブタはナイフやカッターでキレイにくり抜きましょう。容器のふちにキレイに残ることで、フタを閉めたときに隙間から空気や水分が入りにくくなり、中身の酸化が防ぎやすくなります。
使う水は、水道水もしくは軟水のミネラルウォーターを。お湯の温度の目安は約90℃です。
甘さが際立つアレンジにチャレンジ!
デカフェコーヒーは苦味が少ない分、スイーツのような甘いコーヒーがとても美味しくなります。アレンジレシピを4つご紹介しますね。
甘くてやさしいコーヒーが飲みたい人へ

ダルゴナコーヒー
- ドリップコーヒー(デカフェ):30ml
- 砂糖:大さじ2杯
- ミルク:適量
- ハンドミキサー(泡立て器)
- ボウル
- ボウルに、濃いめ淹れたコーヒーと砂糖を入れる
- ハンドミキサーもしくは泡立て器でモコモコになるまで混ぜる
- もったりとしてきたら、コーヒーの焦げ茶色がカラメルのような薄い茶色になるまで混ぜ続ける
- グラスにミルクを半分〜8分目まで注ぎ、上に3をゆっくりのせる
- 完成
1杯で苦味と甘味の両方が楽しめる、コーヒークリームのふわふわ感がとてもやさしいダルゴナコーヒー。デカフェで作ると飲み始めは少しビターになり、すべて混ぜるとカフェオレのような甘さに仕上がります。
1日にたくさんコーヒーが飲みたい人へ

バターコーヒー
- ドリップコーヒー(デカフェ):200ml
- グラスフェッドバター:10g
- MTCオイル:5g
- ミルクフォーマー
- スプーン
- コーヒーの半分をカップに入れ、ミルクフォーマーで攪拌する
- 残りのコーヒーを注ぎ入れ、スプーンでよく混ぜる
- 完成
抽出したコーヒーに、高品質のバターとオイルを加えるバターコーヒー。ダイエット・アンチエイジング・脳の働きをよくする効果が大きく期待できるとして、日本で注目を浴びており、「朝食代わり」に人気の飲みものです。
ポイントは、オメガ3脂肪酸が豊富な「グラスフェッドバター」と脂肪燃焼効果が高い「MTCオイル」を組み合わせること。糖質ゼロでありながら、血糖値の上昇や体脂肪の蓄積を抑えつつ満足感が得やすいコーヒーになります。
寝る前にコーヒーが飲みたい人へ

ホットカフェオレ
- ドリップコーヒー(デカフェ):200ml
- ミルク:150ml
- 砂糖:6g
- 耐熱ガラスのカップ
- スプーン
- 耐熱ガラスのカップにミルクを入れ、電子レンジで温める(約70℃)
- 濃いめに淹れたコーヒーに砂糖を入れ、スプーンでよく混ぜる
- 1に2を注ぎ入れ、スプーンでよく混ぜる
- 完成
寝る前になにかを飲むときは、体を温めて緊張をほぐしてくれる「ホットドリンク」を。カフェインの少ないデカフェコーヒーなら、コーヒーの良い香りとミルクのリラックス効果で1日の疲れが癒されます。
妊娠中・授乳中の女性へ

コーヒーきなこ寒天
- ドリップコーヒー(デカフェ):500ml
- 粉寒天:4g
- きな粉:適量
- 粉ミルク:適量
- 鍋にドリップしたコーヒーを入れて火にかける
- 粉寒天を入れ、よく混ぜながら2分程度煮立たせる
- タッパーなどに入れて固め、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
- 食べやすい大きさに切り、きな粉と粉ミルクをトッピングする
- 完成
デカフェなら、高カロリーなケーキじゃなくてもしっかり甘いおやつに!カロリーや便秘で悩みがちな妊婦さんや授乳中のママ。寒天の水溶性食物繊維やきな粉の大豆オリゴ糖で、便秘解消が期待できます。
美味しいデカフェコーヒーを心ゆくまで楽しんで
カフェインレスよりもカフェインが少ないデカフェコーヒー。ダイエットや、自身と子どもの健康を意識している人にとって、大好きな「コーヒー」をたっぷり楽しませてくれる大切な存在と言えるのではないでしょうか。
好きで飲んだコーヒーが、自分の健康や生活、自分の子どもにまで悪影響を与えてしまうのは残念。コーヒーが癒しのアイテムになっている人も、体重が気になるプレママや産後ママも、美味しいデカフェコーヒーを飲んで素敵なコーヒー日和を送ってくださいね。
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